上下水道講演会のお知らせ
水ネットワーク北海道では、上下水道講演会を2025年7月10日に開催します。
今回は以下の2つのタイトルで、オンライン聴講でもご参加いただけます。
講演1 日本原料が考える新しい水道のかたち
【講師:日本原料株式会社 代表取締役 齋藤安弘氏】
水道システムは災害時であっても給水を継続することが望まれます。可搬式浄水装置は、浄水機能が被災した場合の代替装置として活用されており、また、小規模水道における活用も期待されています。
日本原料は、独自に開発したろ過材や水処理装置をもって、自立分散型のフレキシブルな水道『新しい水道のかたち』を提唱しています。
講演では、可搬式浄水装置について、その概要、小規模水道での活用の可能性と課題、さらには災害時の活用事例と課題について説明していただきます。
講演2 秋田県における広域化・共同化×官民連携の取組とONE・AQITAの誕生
【講師:株式会社日水コン インキュベーション事業部 技術顧問 高橋靖弘氏】
秋田県における下水道や集落排水といった生活排水処理事業では、人口減少が進む中、技術職員の不足、老朽化施設の増大、人口減少に伴う使用料収入の減収が顕在化しており、事業環境はますます厳しくなっています。
このため、県内全25市町村が参画し、“広域補完組織”として官民出資の株式会社「ONE・AQITA」(ワン・アキタ)を設立しました。
講演では、広域化・共同化の取組とともに、ONE・AQITAについて紹介していただきます。
詳しくは下記をご覧ください。懇親会もございます。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
概要
日時 | 2025 年7 月 10 日(木)14:30~17:00 (受付開始14:15) |
講演1 | 「日本原料が考える新しい水道のかたち」 ・可搬式浄水装置の概要説明 ・可搬式浄水装置の小規模水道での活用の可能性と課題 ・可搬式浄水装置の災害時の活用事例と課題 ※参考:https://genryo.co.jp/water/mst/ 令和6年能登半島地震被災地における災害復旧支援 |
講師:日本原料株式会社 代表取締役 齋藤 安弘 氏 1986年4月 横河電機株式会社入社 1989年4月 日本原料株式会社入社 1991年4月 取締役 企画開発推進本部本部長 1993年4月 代表取締役 専務取締役 1997年6月 代表取締役 取締役社長 2000年3月 日本水道協会 水道用ろ材調査専門委員 2004年5月 日本水道工業団体連合会 理事、企画委員会委員 | |
講演2 | 「秋田県における広域化・共同化×官民連携の取組とONE・AQITAの誕生 ~人口減少県での水インフラの持続的な経営に向けて~」 ・人口減少が全国で最も進む秋田県における水インフラ事業(下水道等)の実情や、事業運営の効率化と運営コストの軽減にむけハード・ソフト両面から進めてきた広域化・共同化の取組を紹介 ・持続可能な水インフラ事業運営に向けた次のステップとして新たに設立した広域補完組織であるONE・AQITAについて紹介 ※参考:https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/content/001482094.pdf https://www.one-aqita.co.jp/ |
講師:株式会社日水コン インキュベーション事業部 技術顧問 高橋 靖弘 氏 1981年4月 秋田県庁入庁 2013年4月 秋田県建設部下水道課長 2017年4月 秋田県北秋田振興局長 2018年4月 株式会社日水コン入社(下水道事業部 技術顧問) 2023年11月 株式会社ONE・AQITA 社外取締役 2025年4月 株式会社日水コン インキュベーション事業部 技術顧問 | |
会場 | 北海学園大学豊平キャンパス 教育会館(研修施設棟1)1階AV4教室 (地下鉄東豊線「学園前駅」3番出入口直結:3番出入口から会場までの経路はこちら) |
定員 | 70名(先着)※定員は現地で聴講いただける人数 |
参加費 | 無料 |
懇親会 | 受付開始 17:30 開始時間 18:00(20:00終了) 会 場 創作イタリアンLA・CASABLANCA(ラカサブランカ) 住 所 札幌市中央区北3条西2丁目1番地NC北専北3条ビル2F 【東急百貨店南向い】地下鉄さっぽろ駅『24番出口』から徒歩30秒 定 員 60名(先着) 会 費 5,000円 |
申込方法 | 下記「講演会等の申込はこちらから」より、「現地聴講」または「オンライン聴講」どちらかご希望の参加方法を選択、また、懇親会の出欠等をご入力の上お申し込みください。 |
お問合せ | 水ネットワーク北海道幹事まで |